秋から冬の季節は、学校関係からワークショップの依頼がようけ舞い込みます。
「こどもの権利ってなんだろう」主に高学年(4年生以上を対象)のこどもたちと、
保護者、教員など大人たちも交えてのプログラムを抱えて伺います。
私の役目は何かを
「教える」んじゃなくって、
「自分の力で気付く」そのことのお手伝いなんです。

最初にざっと
高知県こども条例のおいたちについて話しますが、
ま、子どもたち(オトナも)がじっくり集中して聞けるのはせいぜい5分だもんね。
すぐに次のステップへ!!
「こども」っていくつまで?模造紙に大きく選択肢を書いておき、体育館の四方にそれを持った大人が散らばります。
中学生まで
18歳未満
20歳未満
仕事をしていない
その他せ〜ので一斉に自分はこれだ!と思う場所に移動


と

が同数くらいで多いけど、

、

、

にもいい感じにばらけます。
(だいたいどこでやっても同じ感じです)
さて、じゃあどうしてそれを選んだのでしょうか。
10分くらいみんなで話し合って、
「そのわけ」を模造紙に書いてもらいましょう。


子どもならではの視点がいっぱい出てきて面白〜い!!





わずか10分の話し合いをしただけでこんなにたくさんの意見が出ました。
発表してもらってそれぞれに簡単にコメントをつけていきます。
「18歳未満」を選んだグループの意見に、
成人が近づいているからというのを見つけました。
そう、大人になるって境界線がビシってあるわけじゃないんだよね、
いろんな知恵を身に付け成長しながら段々と大人になっていくもの。
18歳になると成人を意識し始めるんだろうって想像する小学生、
素敵です。
大人にたよらず自分のことができるようになったら大人と書いている「仕事をしていない」を選んだグループ。
自分のことがちゃんとできてない成人のなんと多いこと・・・・。
電気代や水道代が払えるようになったら大人生活実感のこもる意見にう〜んとうなる。
一生懸命「大人の定義」を考えてくれたのがウレシイ。
「その他」を選んだグループからは、
親にとってはいつまでも子どもだから泣かせる意見じゃ無いですか!!
条例策定に際しても、こどもをどのように定義するか随分時間をかけて討議しました。
観念的な表現ではいかんのでひとまず18歳未満にしたけんど、
条文の一つ一つを作る際には「段々と成長していく過程」をイメージしながら、
各章に思いを込めたことなどを話しました。
さて次のステップでは
こどもって得?損?どんな場面で得だな〜っておもうのか、
逆に子どもって損だな〜って感じるのか。
これもグループに分かれて話し合って模造紙に書いて発表してもろうた。

「得」って思う理由は、
何もせずにご飯が食べられる
仕事をしなくてもいいこれって実はとてもシアワセなこと。
世界中で批准されている「子どもの権利条約」の中には、
あらゆる種類の虐待や搾取などから
守られる権利があるよと書かれています。
ご飯を食べさせてもらえなかったり、無理矢理働かされたりしているこどもがたくさんいます。
ミンナはご飯が食べられるシアワセを素直に書ける環境にいられるんだよ。
失敗しても許されるそうそう、ちっちゃな時から小さな失敗経験をた〜くさんして育って欲しい。
大人がなんでもかんでも手を貸すんじゃなく、
ひとまずやりたいようにやってみて、失敗して何かに気付く。
そんな体験を重ねながらたくましく育つはず。
最近大学生からの相談でよくあるのが、
「失敗したくない、失敗が怖い、だからどうすればいいかアドバイスしてください」
きっと失敗体験が乏しいんでしょうね。
未来がある!!そう、君たちは高知の未来!!
どうか未来に希望を抱き続けて育って欲しい。
こども条例ってみんなに何か決まりごとを守らせようって内容じゃ無い、
高知県の子どもたちが希望を持って育つには、
周りの大人たちはどんな環境を整えたらいいのかな?
そんなことが書かれてある条例なんです。
こんなことを語った1時間半、
みんな集中して参加してくれよったみたい。
それにしても子どもたちと参加型でやると、
いつもいつも素晴らしい感性に驚かされる。
みんなにエネルギーもらっちゃった、ありがとう〜
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posted by 智子 at 18:22| 高知

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