『鰹のタタキ』と『皿鉢料理』・・・・・。
これが『農山漁村の郷土料理』と言われてもピンとこん。
“農山漁村の”って言うがやったら、
コンニャクや椎茸などで作られる、日曜市でも人気料理の
『田舎寿司』を挙げたい。
他にもカシ豆腐やシシ鍋、鮎のウルカ和え、チチコの煮物・・・・・。
それらしき郷土料理は枚挙にいとまがない。
選定基準に目を向けてみる。
@農山漁村での歴史、文化的な価値
A保存・継承への努力
タタキと皿鉢はもはや高知の郷土料理代表選手、
Aの努力はせずとも廃れることはないはず。
昔はどこも自宅で手作りの皿鉢が作られよった、という文化は継承されやあせんけどね。
(皿鉢作り体験の様子その@・そのA)
タタキだって自分ちで藁で焼くなんてことはめったにしない。
(豪快な藁焼きタタキの様子はこちら)
それだけに、農山漁村の、と言うよりすでに料理屋さんでいただく料理として定着。
だから今回の郷土料理百選がどうも腑に落ちない。
他の都道府県で選ばれた料理もきっとそんな『ズレ』が生じちゅうがやないろうか。
そもそも、この百選にはどんな『意味』があるがやろうか。
農水省は何に活かしとうてこんな選定を行ったがやろうか。
?がいっぱい。
農山漁村の食文化保存を目的とするならば、
「残したい食文化百選」
ってしたほうが、次の動きが展開しやすい。
守るため、残すため、どんな取り組みが必要か考えることが出来る。
地域の誇りを生み出したいのであれば、
「郷土のイチオシ百選」・・・いや百じゃ足りん。
郷土なんてのを県単位でひとくくりにするんじゃなくって、
小さな地域単位で残されちゅう料理に光を当てて欲しい。
いっそのこと「郷土料理イチオシカタログ」
観光産業につなげるならば、
「地元のもんしか知らない!郷土料理百選」
目的地に乗り込む前に、どんな知られざる郷土料理があるのか、
興味津々目を通す楽しみがある。
改めて、農水省は何の目的で選定したがやろうか、と疑問。
これから何に活用するがやろうか。
食という壮大な文化の中から百を選定しようって思いつきが、
やっぱりお役人さんの考えるこっちゃなぁ・・・とも思う。
農山漁村へ実際に行って、
地元のおばちゃんが心を込めて作って出してくれる、
その土地ならではの料理を有り難く味わってみて欲しい。
百の地域があれば百の、それ以上の郷土料理があるのだ。
優劣を付ける行為の何と馬鹿げたことか、と気付くはず。
今朝の『とくダネ!』でも小倉さんが同じように不機嫌やったちや。
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