2010年11月28日

公共交通のモンダイ

金曜日(11月26日)はめっちゃ頭を使う一日やった。

午前10時から夜の8時まで、計4つの委員会&意見交換会。


昼間は『高知県公共交通経営対策検討委員会』

漢字が10個以上連なるともうそれだけでうんざりするのよね〜ふらふら

午前中は総務部会で午後から全体委員会でした。


中山間地域、主に高齢者の移動手段の確保についての課題を検討。

年間6億円もの補助金が使われゆうことに改めてビックリがく〜(落胆した顔)


県西部のある地域では一人あたり9万円もの経費でバスを走らせている実情。

旧M村ではバスに補助金600万円かけていたのを、

乗り合いタクシー半額補助に切り替えたところ75万にダウン、

現実的な選択が功を奏したってとこでしょうか。


I町では年間1億円の負担をしゆうがやけんど、

そのことに対して中山間地と都市部で受け止め方に大きな温度差があるのだと。

都会と地方都市の温度差と全く同じやんね。


失われつつある過疎地の“足”をどうするのか。

実家の両親の10年後とか、

近い将来田舎で暮らそうと計画する我が身を考えると決して人ごとではないのだ。

おまけに私は車に乗れない=免許を持ってない!


大きな問題に取り組まなければいけない訳ですが、

別の目線の取り組みも手遅れにならんうちにしよらないかんがやないかな?

って提案させてもろうた。

『公共交通を使う経験・習慣』

今のお年寄り達が若かった頃、

当たり前にバスが走りよった。

ってゆうか、自家用車を持っちゅう人が少ないばぁやったきね。


今の若い人たちは殆ど車で育ってきちゅうがやないが?

バスで遊びに、JRで仕事先に、電車に乗って買い物に、

なぁんて、余程恵まれた公共交通環境に無い限り使わんがやないろうか。


「飲んで帰る時間にバスは無い。深夜バスを走らせて!」

こんな声が毎年聞かれるそうな。

「ほんならしゅっとやったらどうでしょうか?丁度今から忘年会シーズンだしひらめき

えいやん、『週末ほろ酔いバス』(泥酔者は乗車拒否やねww)

普段乗らない人を呼び込む機会のひとつやと思うた。


ところが、去年も一昨年も走らせてみたそうです。

結果・・・

「乗客はゼロでした、一人も乗りませんでした」

キッパリ言うあたりが、

“要望を言うくせに走らせちゃっても乗らん”的なニュアンスにも聞こえました。

なので反論。

「(企画した側の)県の人すら使わんかったがです〜?そりゃないわー」

民間の発想やったら、何かに取り組む時はそれこそ、

友人知人身内のもんに声掛けまくって誘うもん。

ほんでプロジェクトを何が何でも成功させるように導く努力をする。

「一人も使わなかった」なんて恥ずかしくって口にようせん。

やっぱりそこには“しちゃった、やっちゃった”の臭いを感じてしまうのだ。


「公共交通に関する取り組みには県の人が率先して参加する、

  ほろ酔い客で賑わうバスがおまちを出発して西へ東へ走る。

   その様子がニュースになって初めて県民が認知する。

  お、そんな便利なバスがあるがやったら次は車を置いて飲みに出よう、となる。

      それがPR効果ってもんやないがやろうか」


来年度は啓発活動に力を入れるそうですが、

どうか眉間にシワ寄せて危機を訴える型じゃのうて、

みんなの興味を引く“遊び心”も感じさせる啓発を考えて貰いたいものです。


ちなみに県職員が取り組みゆう

『520運動』・・・5日と20日は公共交通を使おう!

ですが、イマイチ達成目標が分からない。

現在1750人の職員のうち350人が公共交通利用、

バイク・自家用車利用の700人のうちいったい何人がトライするのか。

「全国の都道府県職員の公共交通利用割合No1を目指そう手(チョキ)

みたいな大袈裟な目標はどう?

いや、ほら、データなんて電器メーカーとかが使う(当社比)みたいな曖昧な感じでよくって。

そんな遊び心ある取り組みで県民にも感心持って貰えたらなーって提案は、


「数値の管理が大変です」とあっさり却下(笑)


タノシムチカラを点滴しちゃりたい。


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posted by 智子 at 00:17| 高知 | Comment(5) | TrackBack(1) | 委員会日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後のひとこと、「タノシムチカラを点滴しちゃりたい」になんだかものすごい力強さを感じて思わず笑ってしまいました笑
あたしも一緒に点滴しちゃりたい!!!
県職員、もっとバカモノになれ〜〜〜〜い!!笑
Posted by あやの at 2010年11月28日 00:46
ちょっといろいろあって毎週松山と高知を往復する生活をしています。松山と高知の公共交通を比較すると高知のレベルの低さに愕然としますね、、 交通網、乗務員の対応、、全てが劣っています。松山もバス路線廃止等いろいろありますが・・。でも、逆にいえばまだまだ伸びシロもあるということですね。

畠中さんも日曜日に松山に来て、坊っちゃん列車と市内電車に乗車してみてはどうでしょうか?

ちなみに松山では稼げる路線に限定してですが、毎週金曜日に11:30発のバス便を走らせていますよ。高知からの帰りで33号線で見かけますが、結構乗ってます。
Posted by ushikunn at 2010年11月29日 12:48
はじめまして。
フラフラと波にのってこちらを見つけました。
公共交通機関がどんどん無くなっていくのは都会も同じです。
使わなければ減る便数。
でもってますます乗らなくなる。
気がついたら廃線です。
病院や親戚の家に行くのも一苦労です。


ではまたうかがいます。
Posted by おりがみ at 2010年12月01日 23:50
ほんの通りすがりですが、ちょっとだけ書かせて下さい。
忘年会シーズンのバス、県職員が使わないのは確かに論外ですが、
県職員だけが使えばいいってものでも無いはずです。

県職員もそれ以外の県民も含めて、利用の機会があったのに
自家用車の送迎などで済ませてしまった人みんなが責任を
感じて欲しいこと。

用もない深夜のバスに乗車率を上げるために乗ることが
正しいわけでもなく、お酒を飲んだ後、遠回りさせて倍近くの
時間を掛けて帰宅させるのが正しいわけでもなく、ほんのちょっとの
不便(たとえば20分バス停で待つとか)さえ我慢すれば、十分
利用できる人達が利用するように誘導するのが基本ですよね。

楽しむべきなのはこの誘導の方法を考えることで、そのバスに
毎晩乗ることや、知人を乗せることを楽しみにすることでは
無いと私は思っています。

Posted by あるふぉんす at 2010年12月07日 23:19
■あやのちゃん
あたしはちょいとバカモノが過ぎるかも知れません(笑)

■ushikunnさん
比較してみるのって面白いですよね^^
県外に行っても公共交通にできるだけ乗ってみます。
その土地の「足」を体験してみると一杯発見があるし。
松山の電車はくねくねしてて面白いですね。
長崎もよく似た感じでした。
江ノ電のレトロな車体も好き♪

■おりがみさん
ふらりとお立ち寄り、ようこそ♪
使わないと減る、減ると不便、不便だと使わない。
使えば増える、増えれば便利、便利なら使う。
幸せなサイクルが生まれるといいのに。

■あるふぉんすさん
まさに!
誘導を楽しむ、これ大切な視点ですね。
とにもかくにも利用者がおらんなっては
公共交通が社会から消えてしまう!
そうなってからじゃ遅いんですよね^^;

Posted by 智子 at 2010年12月11日 15:59
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高知からクルマ依存交通社会を問い直す[109] 「高知県公共交通経営対策検討委員会」第3回全体会(2010年11月26日)
Excerpt: 今年2月より高知県産業振興部公共交通課が開催している、「高知県公共交通経営対策検
Weblog: 今日も自転車は走る。
Tracked: 2010-12-09 14:59
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