2007年02月22日

ITSと文化の共存

うっわ〜。

いきなり大学のレポートみたいなタイトルをつけてしもうた。

実はね、この写真。

no-titleno-title

県庁前交差点です。

信号機に取り付けちゅう[K]って何かわかります?

ココ!マーク高知って名前のプロジェクト。

通りの名前が記号になっちゅうがです。

県外から来る観光客に便利な交差点目印ながやと。

「Kを右、Hを左」ゆうてカーナビが案内するがやって。


なんとも違和感を感じるがです。

これって役に立つの?


そもそも『観光』ってのは、

違う土地の文化や景色を観(み)に行くことやん?

地名も充分にその役目を担うちゅうと思うがよ。

いろーーんな歴史的背景があって付けられた土地の名前、

そして通りの名前。

市町村合併や郵便業務のスピード化のために、

どんどん失われつつある名前という地域アイデンティティ。

他県から来た人が、その土地ならではの情緒を感じるのに、

土地や通りの名前やって立派に役目を果たしゆうと思うのに。


ほんでよ!!

それがでえいがかえ?ってことを

アタシは声を大にして言いたいのよ。

「コンビニを右に」とか「次の信号を左に」では文章が長すぎる?


    おいおいもうやだ〜(悲しい顔)

そんな理由で開発してしまう担当者の国語力に問題があるぞ!!


もひとつついでに。

旧十和村の小中学生にタグを携帯させて、

道路を通行していると

『歩行者がいます』と知らせるシステム。

これもどうかと。


今、こどもたちの安全は地域で守ろうという動きが

悲劇的な事件を背景により高まろうとしています。

「おはよう」「言ってらっしゃい」「気をつけて」

そんな声がけで大人とこどもが日常的に関わらんといかん。

通学時間に「こどもがいるかもしれない」って配慮を

ドライバーやって日常の常識として持ってなきゃ。

やのに、便利な機械がその機会を奪っちゃいかんって。

大人の手抜きを助長することになりやせんろうかって思うがよ。



情報化やIT化の全てを否定するつもりは毛頭無いがです。

けんどそれらは『人の力では及ばんこと』とか、

『人の暮らしがより豊かになること』に生かされて欲しい。


ITS JAPANでは以下の定義を掲げています。

道路交通が抱える事故や渋滞、環境対策など、様々な問題を最先端の情報通信や制御の技術、つまり「情報化」と「知能化」により抜本的に解決するのがITSである。ITSは人と道路と自動車の間で情報の受発信をするシステムである。交通の最適化を実現することで、事故や渋滞を解消し、さらに省エネや環境との共存も図る。そしてITSは、単に道路交通をインテリジェント化するということに留まらず、鉄道、航空、船舶など異種モードの交通機関との連携を図ることも必要となる。ITSは、我々の社会をも大きく変える国家レベルのプロジエクトであり、新しい産業や市場を創り出す大きな可能性を持っている。


どうか、地域文化との共生も視野に入れて欲しいものです。


と、まぁこんな発言(苦言?)をいっつもしゆう、
アンチITSの「地域ITS推進委員」ですあせあせ(飛び散る汗)
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今日は何位になっちゅうろうか?


posted by 智子 at 01:16| 高知 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 委員会日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
◎トモコ様

おお、そうやったがや!
僕も気になってました。
最近見かける、あのアルファベットは何じゃ?
トモちゃん(なんか恥ずかしい)の言うとおり、もっと地名をちゃんと使おうよ。
そうじゃなくても最近は市町村合併で、どんどん昔の地名がのうなって、いよいよ古い人間は何処の話かわからんなりゆう。
昔ながらのその場所がどんなところだったのかがすぐわかる地名、確かに現在ではそぐわないのかも知れませんが、その地のことを孫子の代に知らせるのには必要なものではないでしょうか。
それにしてもどうしてアルファベットながやろう。どうせなら「いろは・・・」のほうがえいがじゃなあい?
Posted by taji at 2007年02月22日 16:56
私も賛成!私は四万十町在住ですが十和も大正もごっちゃだし、四万十市とまぎるし、地名っていろんな所縁があって味わい深いのにもtったいないですよね。合併のときに窪川でいいじゃんって話したら、吸収合併に聞こえるきいかん、とのことでした。文化ってこうやってあっけなく消されるものなのですね。飲酒運転防止にアルコール反応を感知したらエンジンがかからないような車が開発されてると聞いて、いよいよ機械に管理される世の中になるのだと目の前が暗〜くなりました。このケースも土佐弁表示なら面白いにね♪「こじゃんと」とか「へんしも」とか。
Posted by ナヲコ at 2007年02月23日 11:06
■tajiさん
ねーー、知らんかったでしょう〜?
「知らせること」に労力が必要なモノは、
得てして成功致しません。

■ナヲコさん
「次のこじゃんとを右へ」
「100メートル先のへんしもを左折します」

えーいー♪
Posted by 智子 at 2007年02月24日 11:24
はじめまして。なかなか人生幸朗さんのうようにお厳しいですね。人生幸朗さんなら「責任者でてこーい」っていうんです。1980年ころなくなった関西の漫才師ですけど。知らなかったらごめんなさい。ポチ!っと応援しておきます。
Posted by 京都ふらり鉄道散歩 at 2007年02月24日 17:35
◎トモコさま
「へんしも」や「こじゃんと」もえいけんど、何でそこの町名じゃいかんがやろ?
住所でもの言うたらえいと思うがやけんど。
それこそ、その町への愛着が生まれると言うもんやないろうか。
何のための住所、地名なんでしょ?
Posted by taji at 2007年02月24日 18:57
■京都ふらり鉄道散歩さん
初めまして、ようこそです。
人生幸朗さん、
知ってますがな・・・・。
責任者出て来〜い、ですねまったく。
クリック応援、サンクスです♪

■tajiさん
ええ、ええ、ホンマにその通りちや。
紺屋町・奉公人町・通町・・・、
風情のあるそんな地名が無いなったとき、
宝物を失ったような気がした。
記号のような番地には人がそこに住んでいるっていう温もりが無いですよね。
7桁の郵便番号に地番の数字記入で手紙が届くのも、
なんだかなぁ。

永田町のお役人が考えることはこんなことばっかし!
Posted by 智子 at 2007年02月28日 09:06
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