2007年05月12日

間伐は森林破壊?

昨日は「高知県森林環境保全基金運営会議」

長年続いた委員会の最終回が開催されました。

間もなく第一期が終わる森林環境税の次期制度設計、

その骨格作りが最終年度の最大テーマでした。


山場を向かえた前回委員会で委員長から退任発表、

この2ヶ月近くは新年度(5月までは旧年度)委員会をどうするかで、

てんやわんやなのでしたが・・・。

全国に先駆けて導入された新税の運営です、

森林部にとどまらず全庁横断的プロジェクトチームが必要と、

話は前向きに急展開し委員会は一旦閉じられることになりました。



さてその最終委員会ではいくつもの課題が話し合われました。

高知県が抱える山の問題はてんこ盛り!

そのひとつ、「環境教育」を語りゆうときに出た話題。

今の若い人に山の木を切ることについて意見を聞くと、

「自然を守るためにはゼッタイ木をきっちゃいけないむかっ(怒り)

「間伐は自然破壊を招く行為ちっ(怒った顔)

「木を切ることは森林破壊につながるパンチ


と口をそろえて非難するそうです。

何もしないことが自然を守ることだと勘違いしている、

と山の人たちが嘆く嘆く・・・もうやだ〜(悲しい顔)


東北の立派なブナ帯とか、

屋久杉のある神々しいばかりの森とか、

県内にも手付かずのまんまだからこそ形成された見事な森は確かにある。


でも山はいろいろ。


植林された山や暮らしに近い雑木の森を守るためには、

そこに人が居て暮らしがあってある程度の手が入ることによって、

良好な状態が保たれるわけで。

もうからない林業では手入れを放棄する人が増え、

間伐もされず樹間に陽の光さえ届かない不健康な山になっちゅう。

昔のように薪を使ったり炭を焼く暮らしが減ってきて、

荒れた雑木の里山は竹林に侵食されゆう。


で、そんな山が抱える課題をよく理解してない先生が、

こどもたちに「自然を守るために木を大切にしましょう」と教える・・・。

正しいことだけれど、それだけじゃない!

これじゃいかん!

山をちゃんと知る教育プログラムが必要だ!

小学生の頃から遠足などの機会を利用して、

先生がこどもたちを山に連れて行き(連れて行くだけでえいがよ)、

山のプロからきちんと学んでもらえるようなしくみを作らんといかん!


高知県にはどこよりも山のことに詳しいこどもたちが育つ、

森林環境税を生かしてそんな環境づくりができたら素敵。


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posted by 智子 at 12:46| 高知 | Comment(7) | TrackBack(0) | 委員会日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山への遠足賛成〜♪小さい時からの教育って大事やと思う。もうすぐ5歳になるうちの娘も保育園で年中行事の由来とか時期が来たら繰り返し教えてもらうみたいで、目をキラキラさせながら嬉しそうに何回も何回も話してくれる♪きっと私より詳しい^^;でも何回でも飽きずに同じ話をしゆう時の子供の顔が大好きッ

山への遠足、いっそのこと親子遠足にしませんかねぇ?私なら会社休んででも行くけどなぁ♪親子で行って、山への関心・興味が出来て、家族間での会話も弾めば一石二鳥やし^^
Posted by よさこいLOVE at 2007年05月13日 00:30
 森林の維持管理対策なら、高知にはすばらしい方法があるじゃないですか!

   よ・さ・こ・い・ま・つ・り

 よさこい祭りに必須アイテムの鳴子は、ひのきの間伐材を使って作られているそうですよ(「やまもも工房」ブログより)。
 あと、地方車も木がふんだんに使われていますし(○原チームなどのように)。

 よさこい祭りが森林の維持管理にも役立っていることをアピールすれば、祭りのさらなるイメージアップになるのではないかと(^^)。

 
Posted by Mr.トリデ at 2007年05月16日 12:55
■よさこいLOVEさん
いいですね〜、
お山に親子遠足♪
気軽に貸してくれる里山の持ち主さんを探さなくっちゃね。

ちっちゃい時から関心を高める、
山について親子で語れる機会を作る・・・
大切な視点やと思います、活かします!!

■Mr.トリデさん
170チーム全ての地方車と鳴子が間伐材を用いて制作されたら、
よさこい祭りの会場はどこも杉・ヒノキのいい香りが漂いますね。
素敵だーーーー♪
祭り会場で森林浴気分、お得だーーーーー♪
Posted by 智子 at 2007年05月18日 18:39
はじめまして〜
突然のカキコなのですが
実は、多分なのですが今日オビサンロードの
フリマに居ませんでしたか?

実はブログは前から知っていたのですが
今日、(多分ですが。。。)畑中さんと思われる
方に遭遇し思い切ってのコメントなのです。
違ってたら大々ごめんなさい。。。

色々なプレゼンテーションたか活動をされてるのですね
特に環境問題等は学校の総合学習等で?
見ているだけなのですが、伐採と植樹のバランス
なのでしょうか?
それとも伐採そのものがダメって事なのかな?
素人でスミマセンです。(汗)

Posted by 中マッキー at 2007年05月20日 16:06
■中マッキーさん
はいはい♪
今日は一日中「おびさんマルシェ」に参加してましたよ〜。
「まれや」というお店のスペースを借りて、
お店ごっこのようなことを楽しんだ一日でした。

さて、私も林業については「素人」です。
しかし森林について考えることにプロもアマも無いちや^^
伐採と植樹のバランスなんて、研究者でも即答は難しいのでは??

木々の根元にお日様の光が届くのがいいらしいのです。
だから自然保護を盾に全く木を切らないのは、
光の届かない環境となって木の生育にも悪影響なわけで。
ええ具合に人の手が入ると森林は元気を取り戻す!!
Posted by 智子 at 2007年05月20日 22:29
教育。山道を歩いたことない子供を三十分間位の植林地まで案内すると、「山酔い」して気分わるくするだろうと思います。平地しか歩いたことの無い子供にはまず歩いて見てほしい。点と点を結ぶルートを歩いてもらい、次に面積を感じる作業を体験できたら良いのですが。弁当や水分のゴミを山に捨てない事も教えてほしい。谷川の岩陰などむごい。
木材は構造材として売れないと吐けないよ。県の工事には工事看板用に間伐材を使用してるみたいですね。
それから、山は刺身が高い、いや豆腐でさえ…。車で平地へ買いに降りるのでは大変だし。
夏のクーラーは電気で動くけんど、薪で動くクーラーがあれば、クーラーがいかにエネルギー大食いか分かるだろうなあ。

Posted by さぶろた at 2007年05月27日 03:47
■さぶろたさん
薪で動くクーラーにウケました!!
我が家のリビングにはエアコン無いんです。
高知市内でかなり厳しい夏を過ごしてますが、
なんとなく人工的な冷気が苦手で。
けんど薪がエネルギーやったら、
その冷気も人に優しい気がする〜♪

山道・坂道。
斜面で遊んだ経験を持たないこども達は、
体のバランス感覚が悪いんやそうですね。
おまけに自分の体をコントロールする能力も低いと聞きました。
気軽に遊べる里山が増えたらえいのに!
Posted by 智子 at 2007年05月27日 16:43
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